2021年4月29日木曜日 祝日 天気雨 のち曇り
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資本論の学習3回目 Ⅳ 1行目から
ついでに波木居斎二、山鹿太郎の諸君が今度の記念盤について竹田行之くんが、主として私の鞭撻に当てられ、。私は、文字や 仮名づかいの統一にまことに不得手で、その上、原稿が汚く、これらの統一とこの厖大な本の校正がどんなに退屈で苦労なものであるかは、想像に余りある。制作校正には、石崎津義男、筧直、兼田道治、熊谷光子、山崎健一 の諸君が当てられた。
『資本論』100年の記念版が、どんなにたくさんの人々の協力になるものかを思って、感慨深いものがある。ここに 特筆してこの皆さんに厚く感謝する。
『資本論』の訳稿は、信州松本の扉で始められ、ここで終わった。記念版もまた、ここで始められ、ここで完成された。それにつけても思い起こすのは、終戦後初めてこの地を 知り、 それ以後、ここが私の仕事場のようになったことである。終戦後の主な仕事は、ここでなされた。その間常に松本市島 立の百瀬喜朗君は、万事私のために多忙な時間を割いてお世話くださった。終戦後の混乱の中に。松本の東西、静かな山の中にある扉を紹介され、食料から、お医者さんの徳田安義さんとともに、私の病気の世話までしてくださったこともあった。お二人に感謝の言葉もない。
私は、また扉の斉藤忠房君ご一家のいつも変わらないご親切に思わないではいられない。ことにこの記念版のための約半年間、毎日の食事の細い、しみわたるようなお心づくしで、健康に何の障害もなく、仕事を続けることができた。今更のように人間の暖かさを思う。
私はこの版には、解題を書くことをしなかった。今では私自身『マルクス経済学の方法』(岩波書店)や『マルクス伝』(新潮社)を書いているし、また岩波新書で「資本論入』を書くので、これらを参照していただければありがたい。ことに最後の 『資本論入門』は記念版とともに、私自身のささやかな『資本論」100年の記念のつもりである。
私は、『資本論』が、労働者、農民、学生、学究者、知識階級一般の座右に備えられることを、希望し続けてきた。そしてそれがマルクスという偉大な天才の志でもあった。すでにこれらの額に汗して働く人々がどしどしこの書に近づきこれを読みつつある。
マルクスは、この書で資本主義の社会主義への必然性を立証した。それは、我々にとって、歴史の方向を示すことである。日本の歴史を作るものは、我々自身である。我々が生き、かつ闘う方向を指し示すものは、まさに『資本論』である。だから『資本論は、人生の書である。私は、この書の論理が命ずることを、私なりにやりたいと志した。凡庸な私に、どれだけそれを果たせたかは別の問題である。
『資本論』は、必ずしも優しい本ではない。しかし、額に汗して働く人々には、必ずわかる本である。いわば彼ら自身の自伝であるからである。私は、私や私の同志と共に永年にわたって『資本論』の学習に力めこれらを実践に生かし、いかなる抑圧にも耐えて、数々の成果を収め、 組合を作り上げた三池炭鉱労働組合労働者とその主婦会の皆さんにこの書を捧げる。
「学問に坦々たる大道はない。学問の急峻な山道をよじ登るのに疲労困憊を厭わない者だけが、輝かしい絶頂を極める希望を持ちうる」というマルクスの言葉を最後に書き記しておく。
1967年夏 向坂逸郎
向坂逸郎
1897年2月6日 - 1985年1月22日)は、日本のマルクス経済学者・社会主義思想家。九州大学教授・社会主義協会代表を歴任
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次回から 『資本論』の出だしになります。目次だけで9ページありますので、半分に分けながら、残されている人物について調べ紹介していきたいと考えています。
次の序文関係のページが41ページほどありますので、ここだけで2021年5月いっぱいかかるものと思います。内容にもよりますが 、それなりの時間がかかることを覚悟しなければなりません。
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