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2026年10月1日木曜日

📘『資本論』再学習 第100回クイズ 第2巻「資本の流通過程」 第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」 第2章「生産資本の循環」 第4節「予備金」

 



📘『資本論』再学習 第100回クイズ

第2巻「資本の流通過程」

第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」

第2章「生産資本の循環」

第4節「予備金」


【第1問】

第4節「予備金」で、蓄えられた貨幣が果たす役割として、最も適切なものはどれでしょうか。

A. 商品の使用価値を増やす
B. 資本の循環に支障が起きたとき、それを補う
C. 労働者への賃金を不要にする
D. すべて資本家の個人的消費に使う


【第2問】

商品資本 W′ が貨幣 G′ に変わる、つまり商品の販売が予定より遅れた場合、予備金が資本の循環

を維持するために使われることがあります。

○か×か?


【第3問】

生産手段や原材料の価格が予想より上昇し、予定していた貨幣だけでは足りなくなった場合、

予備金はどのような役割を果たすでしょうか。

A. 不足する貨幣資本を補う
B. 生産手段の価格を強制的に下げる
C. 商品の価値をゼロにする
D. 生産をただちに停止する


【第4問】

次のうち、予備金が必要になる可能性があるものをすべて選んでください。

A. 商品の販売が予定より遅れる
B. 原材料や生産手段の価格が上昇する
C. 資本の循環が予定どおり順調に進む
D. 予期しない事情で一時的に資金が不足する


【第5問】

蓄積のために蓄えられていた貨幣は、将来の生産拡大のためだけではなく、必要なときには予

備金として現在の資本循環を支えることもあります。

○か×か?


✅ 解答・解説

第1問 B

予備金は、資本の循環が予定どおりに進まないときに、その不足を補うために使われます。

たとえば商品がなかなか売れず、売上金が戻ってこない場合でも、予備金があれば原材料などを

購入して生産を続けることができます。


第2問 ○

商品の循環では、

W′ → G′

つまり、商品を売って貨幣を回収する必要があります。

ところが販売が遅れると、次の生産に必要な貨幣が不足します。そこで予備金を使うことで、資

本の循環が完全に止まるのを防ぎます。


第3問 A

原材料や生産手段が値上がりすると、予定していた貨幣だけでは足りなくなる場合があります。

たとえば、

予定:100万円
実際:110万円

となれば、10万円不足します。

この不足を予備金から補うことで、生産を続けることができます。


第4問 A・B・D

予備金が役立つのは、

  • 商品販売の遅れ

  • 原材料・生産手段の価格上昇

  • 予想外の資金不足

などが起きた場合です。

Cの「予定どおり順調に進む」場合には、予備金を取り崩す必要は基本的にありません。


第5問 ○

ここは第100回の重要ポイントです。

前回の**「貨幣蓄積」**では、剰余価値の一部がすぐに資本として使われず、貨幣として蓄えら

れることを学びました。

その蓄えられた貨幣は、将来の拡大再生産に使われるだけでなく、資本の循環に問題が起きた

ときには、予備金として一時的に利用されることがあります。


🌟第100回のポイント

予備金とは、商品販売の遅れや価格上昇などで資金不足が起きたとき、資本の循環を途切れさ

せないための備えです。

覚え方はシンプルです。

「資本の循環がピンチ! → 予備金でつなぐ!」

これを押さえておけば、第4節「予備金」の中心はつかめます。

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