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2026年10月2日金曜日

『資本論』再学習 第101回クイズ 第2巻「資本の流通過程」 第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」 第4章循環過程3つの形1)G-W-P-W’-G’ 2)P・・・Ck・・・P3)Ck・・・p(w’)

 



📘『資本論』再学習 第101回クイズ

第2巻「資本の流通過程」

第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」

第4章「循環過程の三つの形」

今回は、資本の循環をどこを出発点として見るかによって現れる3つの循環形態を中心に、15問で確認します。

ここでは分かりやすく、次の3つを基本にします。

① 貨幣資本の循環
G―W…P…W′―G′

② 生産資本の循環
P…W′―G′―W…P

③ 商品資本の循環
W′―G′―W…P…W′


第1問

G―W…P…W′―G′ は、何の循環を表していますか?

A. 商品資本の循環
B. 貨幣資本の循環
C. 生産資本の循環
D. 労働力の循環


第2問

貨幣資本の循環 G―W…P…W′―G′ で、最初の G は何を意味しますか?

A. 商品
B. 生産過程
C. 貨幣資本
D. 剰余価値だけ


第3問

G―W の段階で資本家が購入するものとして重要なのはどれですか?

A. 労働力と生産手段
B. 株式と国債
C. 完成した消費財だけ
D. 土地だけ


第4問

貨幣資本の循環で …P… が示しているのは何ですか?

A. 商品の販売だけ
B. 生産過程
C. 貨幣の蓄蔵
D. 資本家の個人的消費


第5問

W′ の「′(ダッシュ)」が示しているものとして最も適切なのはどれですか?

A. 元の商品より価値が減った商品
B. 価値増殖した商品資本
C. 使用されなかった商品
D. 輸入された商品


第6問

G′ は基本的にどのような関係を表しますか?

A. G′=G
B. G′<G
C. G′=G+剰余価値
D. G′は資本とは無関係


第7問

P…W′―G′―W…P という循環では、何が出発点と終点になりますか?

A. 貨幣資本
B. 商品資本
C. 生産資本
D. 労働力


第8問

生産資本の循環が特に明らかにするものはどれですか?

A. 生産が繰り返される再生産の過程
B. 貨幣を金庫に保存する過程だけ
C. 商品を輸出する過程だけ
D. 労働者の個人的消費だけ


第9問

単純再生産の場合、実現された剰余価値は主としてどうなりますか?

A. すべて追加資本になる
B. 資本家の個人的消費に使われる
C. すべて銀行に預金される
D. 生産手段そのものになることはない


第10問

拡大再生産では、剰余価値の一部はどう使われますか?

A. 新たな資本として追加される
B. 必ずすべて消費される
C. すべて流通から消える
D. 労働力の価値をなくす


第11問

W′―G′―W…P…W′ は、どの循環を表しますか?

A. 貨幣資本の循環
B. 生産資本の循環
C. 商品資本の循環
D. 固定資本だけの循環


第12問

商品資本の循環では、出発点の W′ はどのような商品ですか?

A. まだ生産されていない商品
B. 生産過程を経て価値増殖した商品資本
C. 労働者が個人的に所有する商品
D. 使用価値を持たない商品


第13問

資本の循環が継続するためには、次のどれが必要ですか?

A. 生産だけ行われればよい
B. 流通だけ行われればよい
C. 生産過程と流通過程が結びつく必要がある
D. 商品を販売する必要はない


第14問

貨幣資本・生産資本・商品資本は、互いに完全に独立した三つの資本でしょうか?

A. それぞれ別々の資本である
B. 一つの産業資本が循環の中で取る異なる形態である
C. 商品資本だけが本当の資本である
D. 貨幣資本だけが本当の資本である


第15問

マルクスが「循環過程の三つの形」を考察する重要な意味として最も適切なのはどれですか?

A. 資本は一度だけ循環して終了することを示すため
B. 資本が貨幣・生産・商品という形態を変えながら、連続して運動することを理解するため
C. 商品交換だけを説明するため
D. 貨幣の歴史だけを説明するため


✅解答・解説

第1問 B. 貨幣資本の循環

G―W…P…W′―G′ は貨幣から始まり、より多くの貨幣へ戻ってくる循環です。資本の価値増殖が非常に分かりやすく表れます。

第2問 C. 貨幣資本

Gは貨幣(Geld)です。しかし単なるお金ではなく、これから労働力や生産手段を購入して価値

増殖を行う貨幣資本です。

第3問 A. 労働力と生産手段

資本家は貨幣を使って、**労働力(A)と生産手段(Pm)**を購入します。これによって生産が

可能になります。

第4問 B. 生産過程

Pは生産(Produktion)を表します。労働力と生産手段が結合し、新しい商品が作られます。

第5問 B. 価値増殖した商品資本

W′は、最初に購入された商品の単なる再現ではありません。生産過程を通じて剰余価値を含んだ商品資本になっています。

第6問 C. G′=G+剰余価値

商品の販売によって得られるG′には、最初に投じられた資本価値Gだけでなく、実現された剰余価値が含まれます。

第7問 C. 生産資本

P…W′―G′―W…P は生産資本Pから始まり、生産資本Pへ戻ります。そのため、生産そのものが繰り返される姿が前

面に出ます。

第8問 A. 生産が繰り返される再生産の過程

生産資本の循環では、「一度生産して終わり」ではなく、販売・購買を経て再び生産が始まること

が示されます。つまり再生産が重要になります。

第9問 B. 資本家の個人的消費に使われる

単純再生産では、生産規模を拡大せず同じ規模で生産が繰り返されます。そのため、剰余価値は基

本的に資本家の個人的消費に回されます。

第10問 A. 新たな資本として追加される

拡大再生産では、剰余価値の一部を消費せず、追加資本へ転化します。これが資本蓄積と生産規

模拡大につながります。

第11問 C. 商品資本の循環

W′―G′―W…P…W′ は、価値増殖した商品資本W′を出発点とするので、商品資本の循環です。

第12問 B. 生産過程を経て価値増殖した商品資本

W′はすでに生産過程を終えています。その中には、もとの資本価値だけでなく剰余価値も含まれ

ています。

第13問 C. 生産過程と流通過程が結びつく必要がある

資本は、生産だけでも流通だけでも循環できません。

流通 → 生産 → 流通

という過程が連続することで資本の運動が成立します。

第14問 B. 一つの産業資本が循環の中で取る異なる形態である

非常に重要なポイントです。

貨幣資本 → 生産資本 → 商品資本

は三つの別々の資本ではありません。同一の産業資本が循環の各段階で取る機能形態です。

第15問 B. 資本が貨幣・生産・商品という形態を変えながら、連続して運動する

ことを理解するため

三つの循環は、同じ資本運動を異なる出発点から見たものです。

G → W → P → W′ → G′

という運動が終わると、再び次の循環が始まります。


🎯第101回の重要ポイント

覚えておきたいのは、この3つの循環です。

① 貨幣資本の循環
G―W…P…W′―G′
👉 「貨幣が増えて戻る」という価値増殖が前面に出る。

② 生産資本の循環
P…W′―G′―W…P
👉 生産が再び始まるという再生産が前面に出る。

③ 商品資本の循環
W′―G′―W…P…W′
👉 生産された商品資本が販売され、次の生産につながる社会的な循環の連続性が見えやすくなる。

つまり、第101回で一番押さえておきたいのは、

三つの循環は別々の資本ではなく、一つの産業資本の運動を三つの異なる出発点から見たもの

という点です。



Worked for 1m 28s

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