follow me

 



2026年10月12日月曜日

📘『資本論』再学習 第107回クイズ 第2巻「資本の流通過程」 第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」 第6章「流通費」 第1節「純粋な流通費」 テーマ:①売買期間(売買時間)②簿記 ③貨幣

 


📘『資本論』再学習 第107回クイズ

第2巻「資本の流通過程」
第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」
第6章「流通費」
第1節「純粋な流通費」

テーマ:①売買期間(売買時間)②簿記 ③貨幣

売買や帳簿づけは、経済活動に欠かせない仕事です。それでは、こうした仕事は新しい

価値を生み出すのでしょうか。10問を通して考えてみましょう。

まずは自分の言葉で答えてから、最後の解答・解説を確認してください。


【クイズ・全10問】

第1問|売買によって変わるもの
商品がその価値どおりに売買される場合、変わるのは「価値の形態」と「価値の総量」

のどちらでしょうか。

第2問|価格交渉と価値
売り手と買い手が時間をかけて価格交渉をすると、その交渉によって新しい価値が生まれるでしょうか。

第3問|売買の専門化
売買を専門に担当する従業員を雇うと、売買活動は価値を生み出す活動に変わるでしょうか。

第4問|必要な仕事と価値の生産
経済活動に必要な仕事であっても、新しい価値を生み出さないことはあるでしょうか。

第5問|簿記の役割
簿記は、資本のどのような動きを記録し、管理するためのものでしょうか。

第6問|簿記に必要な費用
簿記には、どのような資源が必要でしょうか。二つ挙げてください。

第7問|共同的な生産と簿記
人々が共同で生産を行う社会になれば、簿記は不要になるでしょうか。

第8問|貨幣となる商品
この箇所でマルクスが貨幣として取り上げている、代表的な二つの商品は何でしょうか。

第9問|貨幣と流通費
金が貨幣として使われる場合、それが社会にとって流通費になるのはなぜでしょうか。

第10問|貨幣の摩耗
金貨や銀貨が流通のなかですり減ると、なぜ社会に追加の負担が生じるのでしょうか。


【解答・解説】

第1問の答え:価値の形態です。
商品が貨幣に、あるいは貨幣が商品に変わります。価値どおりの交換では、形態が変わ

っても価値の総量は増えません。

第2問の答え:新しい価値は生まれません。
価格交渉で一方が多く得ても、その分だけ他方が失います。交渉そのものによって、社会

全体の価値が増えるわけではありません。

第3問の答え:変わりません。
専門化によって売買にかかる時間や費用を減らせても、売買という機能そのものが価値

を生むようになるわけではありません。

第4問の答え:あります。
売買は商品流通に必要ですが、それ自体は新しい価値を生みません。「必要な活動であ

ること」と「価値を生産すること」は区別されます。

第5問の答え:資本の循環に伴う動きです。
簿記は資本の動きを帳簿に表し、その過程を把握・管理する役割を担います。

第6問の答え:労働時間と、紙・用具などの物的資源です。
帳簿をつける人の労働に加え、記録に使う材料や設備も必要です。

第7問の答え:不要にはなりません。
生産が社会的な規模になるほど、その全体を把握し調整するための会計は、いっそう必

要になります。

第8問の答え:金と銀です。
ここでは主に、金や銀という商品が貨幣として働く場合を扱っています。

第9問の答え:社会的富の一部が、流通のために拘束されるからです。
貨幣として機能している金は、その間、生活上の消費や生産の材料として使われず、流通

を支える役割を果たします。

第10問の答え:補充に新たな資源と労働が必要だからです。
すり減った貨幣を補うには、追加の金や銀を供給しなければならず、そのために社会的労働が必要になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目

📘『資本論』再学習 第107回クイズ 第2巻「資本の流通過程」 第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」 第6章「流通費」 第1節「純粋な流通費」 テーマ:①売買期間(売買時間)②簿記 ③貨幣

  📘『資本論』再学習 第107回クイズ 第2巻「資本の流通過程」 第1篇「資本の諸変態とそれらの循環」 第6章「流通費」 第1節「純粋な流通費」 テーマ:①売買期間(売買時間)②簿記 ③貨幣 売買や帳簿づけは、経済活動に欠かせない仕事です。それでは、こうした仕事は新しい 価値...

また来てね