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2026年9月13日日曜日

 『資本論』再学習 第88回 第1巻 第1冊「資本の生産過程」 第7篇「資本の蓄積過程」 第24章いわゆる本源的蓄積第3節15世紀末依頼の被収奪者に対する血の立法。労働賃金引き下げのための諸法律

 



📘『資本論』再学習 第88回クイズ

第1巻 第1冊「資本の生産過程」

第7篇「資本の蓄積過程」

第24章「いわゆる本源的蓄積」

第3節「15世紀末以来の被収奪者に対する血の立法。労働賃金引き下げのための諸法律」

今回は、土地を追われた人々に対する厳しい法律と、労働者の賃金を低く抑えるための制度につい

て学びます。


📝問題1

土地を失い、仕事を求めてさまよう人々は、当時どのように呼ばれましたか?

A. 商人
B. 浮浪者・乞食
C. 貴族
D. 職人組合員


📝問題2

農民が土地を追われた主な理由の一つは何ですか?

A. 海外旅行の増加
B. 羊牧場や大土地所有の拡大
C. 学校教育の普及
D. 工場労働者の増加


📝問題3

浮浪者に対する当時の法律は、どのような性格を持っていましたか?

A. 保護する法律
B. 厳しく処罰する法律
C. 土地を与える法律
D. 賃金を上げる法律


📝問題4

浮浪者とされた人々には、どのような処罰が科されることがありましたか?

A. 表彰
B. むち打ちや拘禁
C. 住宅の無償提供
D. 税金の免除


📝問題5

なぜ国家は、土地を失った人々を厳しく処罰したのでしょうか?

A. 彼らを労働市場へ強制的に向かわせるため
B. 彼らに政治教育をするため
C. 彼らを海外へ観光させるため
D. 貴族の数を減らすため


📝問題6

本源的蓄積の時代に、労働者が自由になったという意味として正しいものはどれですか?

A. 豊かな生活を自由に選べた
B. 生産手段から自由になり、労働力を売るしかなくなった
C. 税金を払わなくてよくなった
D. 国家から土地をもらった


📝問題7

当時の賃金に関する法律は、何を目的としていましたか?

A. 労働者の賃金を高くすること
B. 賃金の上限を設け、低く抑えること
C. 労働時間を短くすること
D. 労働者を農民に戻すこと


📝問題8

労働者が法律で定められた賃金以上を要求すると、どうなる可能性がありましたか?

A. 罰金などの処罰を受ける
B. 土地を与えられる
C. 昇進する
D. 貴族になれる


📝問題9

労働賃金を低く抑える法律は、主に誰に有利でしたか?

A. 労働者
B. 資本家や雇用主
C. 浮浪者
D. 小農民


📝問題10

マルクスは、この時代の法律について、どのように考えましたか?

A. 労働者を自由にした公平な法律
B. 労働者を賃金労働へ追い込むための強制手段
C. 農民を保護する民主的な制度
D. 生産者を豊かにする社会保障


✅回答と解説

第1問 正解:B

土地を失った農民の多くは、仕事や住む場所を求めて各地をさまよいました。彼らは「浮浪者」や

「乞食」と呼ばれました。


第2問 正解:B

農地が羊牧場へ転換されたり、土地が大地主に集中したりしたため、多くの農民が土地を失いまし

た。これが農民の賃金労働者化を進めました。


第3問 正解:B

浮浪者に対する法律は、彼らを救済するものではなく、むち打ち、拘禁、強制労働などを含む厳

しい処罰法でした。


第4問 正解:B

当時の法律では、浮浪者とされた人々に対して、むち打ちや拘禁などの厳しい処罰が科されました。


第5問 正解:A

土地を失った人々は、すぐには工場労働者になれませんでした。そのため国家は、厳しい法律によ

って彼らを労働市場へ追い込みました。


第6問 正解:B

労働者は、封建的な身分関係からは解放されました。しかし同時に、土地や道具などの生産手段も

失いました。

つまり彼らは、

身分からは自由になったが、生産手段を持たないため、自分の労働力を売るしかなくなった

のです。


第7問 正解:B

当時の賃金法は、労働者の賃金を引き上げるためではありません。雇用主と労働者の賃金交渉を

制限し、賃金を低い水準に抑えることを目的としていました。


第8問 正解:A

法律で定められた賃金以上を要求した労働者は、罰金や拘禁などの処罰を受ける場合がありました。

これは、労働者が団結して賃金を上げることを妨げる仕組みでした。


第9問 正解:B

賃金を低く抑える法律は、労働者を雇う資本家や雇用主に有利でした。安い賃金で労働力を買う

ことができたからです。


第10問 正解:B

マルクスは、これらの法律を単なる治安維持の制度とは考えませんでした。

土地を失った人々を強制的に賃金労働へ向かわせ、労働者を資本主義的生産に適応させるための

制度だと分析しました。


🌱今回のまとめ

本源的蓄積の時代には、

  • 農民が土地を奪われた

  • 仕事を求めてさまよう人々が増えた

  • 国家は浮浪者を厳しく処罰した

  • 労働者の賃金を法律で低く抑えた

  • 資本家に有利な労働市場がつくられた

  • 生産手段を失った人々は、労働力を売るしかなくなった

ひとことで言えば、

「自由な労働者」は、法律と暴力によって賃金労働へ追い込まれた人々だった。

これが、マルクスが指摘した「血の立法」の意味です。

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