📘『資本論』再学習 第89回クイズ
第1巻 第1冊「資本の生産過程」
第7篇「資本の蓄積過程」
第24章「いわゆる本源的蓄積」
第4節「資本主義的借地農業者の生成」
今回は、農民がどのようにして資本主義的な借地農業者へ変化したのかを学びます。
📝第1問
資本主義的借地農業者の前身として、マルクスが挙げているものはどれですか。
A. 封建領主
B. 中世の農奴身分の代官・執事
C. 都市の商人
📝第2問
資本主義的借地農業者は、どのような方法で農業経営を行いましたか。
A. 自分の土地だけを耕した
B. 借りた土地に資本を投下し、賃金労働者を雇った
C. すべての労働を無償で行わせた
📝第3問
農業革命によって、借地農業者にとって有利になったことは何ですか。
A. 土地の生産力が低下した
B. 農業技術や経営方法が発展し、利益を得やすくなった
C. 貨幣経済が消滅した
📝第4問
農産物価格の上昇は、資本主義的借地農業者にどのような影響を与えましたか。
A. 生産物を高く売ることで、追加の利益を得る機会が生まれた
B. 必ず農業をやめなければならなくなった
C. 賃金労働者がすべて土地所有者になった
📝第5問
第4節で説明される、資本主義的借地農業者の特徴として最も適切なものはどれですか。
A. 自給自足だけを目的とする農民
B. 土地を借り、資本を使い、賃金労働者を雇って商品を生産する経営者
C. 領主に税を納めるだけの農奴
✅解答と解説
第1問の答え:B
中世の農奴身分の代官や執事は、領主の土地を管理しながら、農業経営の経験と財産を蓄積し
ました。やがて、彼らの一部が独立した借地農業者へと発展していきました。
第2問の答え:B
資本主義的借地農業者は、土地を所有していなくても、土地を借りて経営しました。そして、
農具・家畜・種子などに資本を投じ、賃金労働者を雇って農産物を商品として生産しました。
第3問の答え:B
農業技術の発展、土地改良、輪作制度の普及などにより、生産力が高まりました。資本を持つ
借地農業者は、こうした変化を利用して農業経営を拡大し、利益を得ました。
第4問の答え:A
農産物の価格が上がると、借地農業者は生産物を高く売ることができます。賃金や地代を支払っ
た後に残る利益が増える場合もあり、資本の蓄積が進みました。
第5問の答え:B
資本主義的借地農業者は、単なる農民ではありません。土地を借り、資本を投下し、賃金労働者
を雇い、農産物を市場向けに生産する経営者です。
🌱今回の要点
中世の代官や執事などが借地農業者の前身となった
土地を借りて、資本を使う農業経営が発展した
賃金労働者を雇って商品を生産した
農業技術の発展が生産力を高めた
農産物価格の上昇によって利益と資本蓄積が進んだ
ひとことで言えば、資本主義的借地農業者とは、土地を借り、資本と賃金労働を使って市場向けの農業を行う経営者です。

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