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2026年6月21日日曜日

『資本論』の再学習第15回第1巻第1冊資本生産過程 第1扁商品と貨幣 第3章貨幣または商品流通第3節貨幣 c世界貨幣について解説

 



『資本論』第1巻 第3章 第3節貨幣 c 世界貨幣

🌍💰

マルクスは貨幣の機能を

  1. 価値尺度

  2. 流通手段

  3. 支払い手段

  4. 貨幣退蔵

  5. 世界貨幣

へと発展的に説明しています。

「世界貨幣」はその最終形態です。


🌎 世界貨幣とは何か

国内市場では貨幣は紙幣や補助貨幣でも流通できます。

しかし国境を越えた取引では事情が異なります。

国ごとの紙幣は外国では通用しないため、

👉 貨幣は本来の姿である金・銀として現れる

とマルクスは説明します。

つまり、

  • 日本円

  • ポンド

  • フラン

  • ドル

といった国家ごとの姿を脱ぎ捨て、

世界市場では

🥇金(Gold)
🥈銀(Silver)

が真の貨幣として機能するのです。


📦 具体例

国内取引

農民 → 商人

米を売る

紙幣を受け取る

これで取引終了。


国際取引

イギリス → インド

綿製品を輸出

代金決済

相手国の紙幣を信用できない場合

💰金で支払う

このとき金が世界貨幣になります。


🌍 世界貨幣の3つの役割

① 国際的支払い手段

国家間の債務決済

  • 貿易赤字の支払い

  • 国家間融資の返済

など

💰金が最終決済手段になる。


② 国際的購買手段

外国の商品を購入する場合

  • 穀物輸入

  • 原料輸入

支払いに金が用いられる。


③ 富の社会的絶対形態

金はどこの国でも価値を認められる。

つまり

🏆「世界共通の富」

となる。

これをマルクスは

富の社会的な絶対的実現形態

と呼びます。


📈 世界市場と資本主義

資本主義は国内市場だけでは発展できません。

企業は

  • 原料を輸入

  • 商品を輸出

  • 海外投資

を行います。

そのため

🌎 世界市場

が形成されます。

そして世界市場では

💰世界貨幣

が必要になります。


⚠️ 世界貨幣と恐慌

マルクスが重視した点です。

恐慌になると人々は

❌ 商品を信用しない
❌ 手形を信用しない
❌ 銀行を信用しない

ようになります。

その結果

「現金を出せ!」

となります。

さらに国際的には

「金を出せ!」

となる。

すると金が不足し、

信用制度全体が揺らぎます。

これが恐慌を深刻化させるのです。

🌪️💰🌪️


📚 一言でまとめると

👉 世界貨幣とは、国境を越えた世界市場で貨幣が金として機能する姿であり、国際決済・

国際購買・世界共通の富として資本主義を支える最終的な貨幣形態である。


🎭 漫画風まとめ

🏭 イギリス商人

「海外に商品を売るぞ!」


       📦📦📦

       ↓


🌏 世界市場


🇯🇵円「国内なら使えるよ」


🇬🇧ポンド「国内なら使えるよ」


🇫🇷フラン「国内なら使えるよ」


     ❌海外では不十分


       ↓


🥇金登場!


「私は世界中で通用する!」


       ↓


✅ 国際決済

✅ 国際購入

✅ 世界共通の富


       ↓


😱 恐慌発生


銀行

「信用してください!」


商人

「いやだ!」


国家

「金を出せ!」


🥇💨💨💨


金不足 → 信用崩壊 → 恐慌拡大🌪️

学習ポイント ✍️

🟢 世界市場では貨幣は金として現れる
🟢 世界貨幣は国際決済の最終手段
🟢 金は世界共通の富である
🟢 資本主義の世界的発展を支える
🔴 恐慌時には金需要が集中し信用危機を深める

マルクスの論理では、この「世界貨幣」の議論が、後の第1巻第4章「貨幣の資本への転化」、

さらに第3巻の信用制度・恐慌論へとつながっていきます。📚✨


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