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2026年3月27日金曜日

資本論の学習第207回第3巻資本主義的生産の総過程第1部第1扁剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤率への転化第2章利潤率

 


資本論の学習第207回第3巻 序文エンゲルス第3巻資本主義的生産の総家庭第1部第1扁剰余

価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤率への転化第2章利潤率

『資本論』第3巻(資本論 第三巻)の中でも、ご質問の
**第1部「剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤率への転化」第2章「利潤率について」

**は、マルクス理論の核心の一つです。
ここでは、できるだけ分かりやすく整理して解説します。


🔹 前提:エンゲルスの序文の位置づけ

第3巻は、マルクスの死後に
フリードリヒ・エンゲルス
が編集・出版しました。

エンゲルスは序文で、

  • 第3巻は「現実の資本主義の運動」を扱う

  • 第1巻・第2巻よりも複雑で抽象度が低く、現実に近い
    と説明しています。

👉つまり第3巻は「現実の経済で見える現象」を理論的に説明する段階です。


🔹 第2章のテーマ:利潤率とは何か

▶ 結論から言うと

**利潤率とは「投下した総資本に対してどれだけ利潤が得られたか」**です。

数式で書くと:

  • 剰余価値率:
     → 労働者の搾取の度合い

  • 利潤率:
     → 資本全体の「儲けの効率」

ここが重要な転換です。


🔹 剰余価値率と利潤率の違い

① 剰余価値率(第1巻での概念)

剰余価値率=剰余価値可変資本剰余価値率 = \frac{剰余価値}{可変資本}剰余価値率=可変資本剰余価値​

👉 これは「労働者からどれだけ搾取したか」


② 利潤率(第3巻の概念)

利潤率=剰余価値総資本(不変資本+可変資本)利潤率 = \frac{剰余価値}{総資本

(不変資本 + 可変資本)}利潤率=総資本(不変資本+可変資本)剰余価値​

👉 ここが重要:

  • 分母が「総資本」になる

  • 労働だけでなく機械や原材料も含まれる


🔹 なぜこの違いが重要なのか

マルクスのポイントはここ👇

▶ 資本家は「搾取率」ではなく「利潤率」で考える

資本家はこう考えます:

  • 労働者をどれだけ搾取したか? → 興味ない

  • 投資した資本がどれだけ増えたか? → 重要

👉つまり
見かけ上、利潤は「資本全体から生まれる」ように見える


🔹 本質:利潤の「見え方の転倒」

マルクスの核心はここです。

✔ 実際

  • 剰余価値は労働(可変資本)からのみ生まれる

✔ しかし現象として

  • 利潤は「総資本から生まれる」ように見える

👉これを
**「転倒(フェティシズム的な見え方)」**と呼びます。


🔹 利潤率が低くなる理由

第2章では、次の重要な傾向も示されます:

▶ 不変資本が増えると利潤率は下がる

資本主義では:

  • 機械・設備(不変資本)が増える

  • 労働(可変資本)の比率が下がる

しかし:

  • 剰余価値は労働からしか生まれない

👉結果:
利潤率は低下する傾向を持つ

(→これが後の「利潤率低下の法則」につながる)


🔹 まとめ(超重要ポイント)

第2章の要点をシンプルに:

✔ ① 利潤率とは

  • 総資本に対する剰余価値の割合

✔ ② 見かけの変化

  • 利潤は資本全体から生まれるように見える

✔ ③ 本質

  • 実際には労働からのみ生まれる

✔ ④ 歴史的意味

  • 資本主義では利潤率が重要指標になる

  • これが資本の行動を決める


🔹 もう一歩深い理解(重要)

この章は単なる定義ではなく:

👉 「搾取が見えなくなる仕組み」を説明している

  • 剰余価値 → 労働の搾取(見えにくい)

  • 利潤 → 普通の「儲け」(自然に見える)

つまりマルクスは:

👉「資本主義では搾取が隠される」

と主張しているわけです。

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